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息吹の最中〜ibukinosanaka〜

吹き荒れた嵐のあとの静けさに立ち
静けさ 断ち切る嵐が吹き続けたあと
残された景色 月に尋ねる夜
大切なものを 選んでいったのかと
喪失の季節には 相応しい言葉もなく

迷子の幼子の瞳を見つめていた
その場所は路地裏 いや鏡の前だったか
轟いた心の闇の その重さを容易く
虚しさが答えた午前三時
喪失の季節には 足跡と砂煙

哀しみ持て余す体を持て余してしまう事を誰より
許せないままで 冴える瞳と冴えない心象絵画
うつ伏せで感じた心臓の音
行くしかないと鳴り響く もう

どの嵐の最中にも息吹が
静けさの最中にも息吹が
追憶の会話にも息吹が
立ち上がる その目にも息吹が

旅は続く この先へと
種を蒔き続け見よう 咲き誇る花を
哀しみは 哀しいね 君と見よう 開く花

同じ目をしている 哀しみを消す術を知らないもの同士が
今日も何処かで話す 路地裏から急な曲がり角を曲がり
微笑んだ表情の 少年が誰かと話す それは

胸の中に宿るもの全て
やるせなさに鷲掴みされた季節がある
新しい風を 胸に流し いつかのように さっきのように

這い上がる手の傷にも息吹が
多くを語らなぬ汗にも息吹が
一人君と話す日にも息吹が
不穏な胸騒ぎにも息吹が

君と過ごすこの時にも息吹が
溢れては鳴り止まぬメロディーの
行く先は色を失った日々を
彩る場所さいつも 誰だって

道しるべなきメロディー 種を蒔き続け見よう 咲き誇る花を

君と見よう 晴れ渡る 空の下 その心を
夢ではない この時を
夢ではない その時を

lalala・・・・・・ 今 息吹の最中
lalala・・・・・・ 花も嵐も
lalala・・・・・・ 今 息吹の最中
lalala・・・・・・ 花も嵐も
彩る時が来ると
感じる心を