Merry-go-round

彼女は氷の山に寝そべり 闇の毛布に
くるまり虹色の痛みと苛立ちを抱いて

滲んだ空をかきむしっては
胸の雨雲が張り裂けてる

うつむき投げやりと　ぼんやりの狭間で風が
吹き荒れ　君は君の中へと入り真夜中

儚い道を探り真実へと彷徨う
これでいいのかと　だけどと

回る回る Merry-Go-Round 激しく揺れて
真実がゆらゆら舞う
ささやかに　したたかに夜を炎に
カオスのシーツにくるまりながら　霧の湖へと

音をたてて　溶けながら
乾いた胸　頬も濡れて

とても切なく綺麗な瞳　燃え上がる不安　病と名付けながら
今その声を聞かせて欲しい
道標などないけれど　あの日　気持ちに気が付いた

回る回る Merry-Go-Round 迷路の同じ
道を辿りここまで来たの
大事なお金と　また擦れ違う心
振り落とされても回り続ける
日々にまたがり慣れた

君の瞳にオーロラを見る　離れないで　どこまでも

旅をしてきたね　羽根などないけど
歩いてきたね　明日は何色に

I know I don't know 笑顔の季節を感じたい
何を　何が