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静寂と手の平

置き去りの花フワリと浮かんでいる
漂うように 着地も出来ないけど 答えは見えている

何かをかき消すように遠回りしている
  優しさすら まやかしの匂い 鎖のように

あの時 瞳を泳ぎそらす視線の
君の苛立ちから目をそらした

握り返すことのない手の平のように 現実は
力なく細かな霧雨
その中 立つ 近くて遠い
張り詰める人 疲れてる人

もつれて 絡まる 時が燃える
メスも糸も捨ててしまった
戻れもせず 光も見えずに
かわいい自分のために 君を汚してく

悲しみは自由に流れる
互いの傷 照らす月は帰り道を真っ白に

oh 時は淡々メトロノーム
oh 君だけを 君だけが

時間差の涙は時計の針をさえぎっていく
求める光は過去の中

あの時 瞳だけは嘘をつけない君が 強さを演じていた

静寂を切り裂く 二人の作り笑いは
嘘と本当の間の はなむけ
言葉はフェイドアウト 思いはフェイドイン
サヨナラとウナズキの中

もつれて 絡まる 時が燃える
どうする事も出来ないくらい
開けようとすれば きつく閉まる心
真実すら意味をもたなくて

悲しみも許せない言葉も
互いの傷 照らす月へ繋がればいい それも

oh 見たい 見たくないメトロノーム
oh 君だけを 君だけが

thank you・・・ good-bye・・・