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夢のような町

奥歯を噛みしめた荒地に咲く花
握り返した手に吹いた北風

少女は微笑んでいる 刻まれ過ぎた哀しみも
そのままに 戻せない時を知り過ぎた足で 朝日の街へ

真新しい風が吹く
夢のような町で夢を見た あの丘に印して
動き出す 思い詰めた日々は気だるく
心まで さらわれてしまう気がして明日へ

新しい息吹が この町 彩る
少しずつ見える 諦めらなかった
その答えが 必ずと言った

強く自分に言い聞かせるような希望
弱さと呼ぶには余りに過酷な風

少女は大丈夫と語り あの日もしもという言葉
飲み込み 帰らぬ日々 背に私だけじゃないと言い
今の続きへ

真新しい風が吹く
夢のような町で夢を見た あの丘で見つめて
記憶の奥に涙の雫が落ちる 誰も思わないだろう
それが不思議な姿とは

張り裂ける胸も 堪えたあの日も
夢中で歩いた 今日までの日々も
きっと全て 生きてきた証

少女は少し早く大人びていった
いたんだ勇気と優しさ 交錯した春
子供になれた夏 大人になれた秋
それでも決して言えない言葉を浮かべた冬
今素顔のままに

真新しい風が吹く
夢のような町で夢を見た あの丘で誓って
立ち上がり 歩き出す
何か悔しい このまま終わるつもりなどなくて

この町に溢れてる
詠み人知らずの歌が あの人ならば何を歌うだろう
見つめてる 空の果て 隣で寄り添い 僕等は行く
  喜びの歌を奏でる日が来る

新しい息吹が この町 彩る
少しずつ見える 諦めなかった
その答えが

夢のような町 夢のような町
夢のような町 その夢を越える
握る手とともに

貰った命で