過去の記事
2012年12月24日
Merry X'mas.
2012年7月30日
今日も何処かの街で、 制服で隠されたアザだらけの疎外感と身体で、家路に就く少年。
誰にも云えない出来事、思い。
何も語らない理由。語れない理由。
プライド。恐怖。諦め。悔しさ。優しさ。
笑顔で隠す心の闇の底に、 分かって欲しいと伝えた過去が沈んでいる。
追い詰められている葛藤は、ひっそりと漂ったまま、 あのニュースを見ている少年の気分をまだ誰も知らない。
たとえ世間のほとぼりが冷めてしまったとしても、 少年が誰かの前で心から笑っていられるように。
抱えきれない思いを吐き出した、その後に。
きっと誰かが探していると。
それは、自分がいる事を喜んでくれる人であって欲しいと。
何処かの街へ。
動き始める14歳。
ギリギリの14歳。